リースバック契約に必要なものとは?用意すべき書類と手順をご紹介!
リースバック契約にはどんなものが必要になるのでしょうか?手持ちの自宅がある人で、今すぐまとまったお金が欲しい人におすすめするのがリースバックです。リースバックすることで、自宅をメンテナンスする手間から解放され、まとまったお金も手に入れることができます。今回は、リースバック契約に必要なものについてご紹介します。
リースバック契約の前に用意すべきもの
リースバック契約の前にはどんなものを用意すればよいのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
①身分証明書
身分証明書とは、本人であることを公的に証明する書類のことです。本人が、どこの誰なのかを証明するためのものです。具体的には、マイナンバーカード・運転免許証・パスポート・健康保険証・年金手帳などがあります。リースバック契約前には、なるべく写真付きの本人確認書類がおすすめです。
②住民票
住民票とは、本人がその住所に住んでいることを公的に証明する書類のことです。一般的に住民票には、氏名・生年月日・性別・住所・住民となった年月日・届出日などが記載されています。また、世帯主の氏名と世帯主との続柄・本籍も載せることができます。住民票の取得場所は、所轄の市町村役場の窓口・コンビニで取得できます。
③固定資産税通知書
固定資産税通知書とは、不動産の所有にかかる税金の支払いを知らせる書類のことです。固定資産税通知書では、不動産に関する次の情報を知ることができます。
1.不動産の評価額
2.これまでの支払いに関する延滞のある・なし
3.動産が間違いなく本人のものである証明
④収入証明書
収入証明書とは、本人の現在の収入を証明するための書類です。現在、本人に収入があるのか、ないのかを知ることができます。収入証明書が必要な理由は、リースバックしたマイホームを賃貸契約したときに、本人に支払い能力があるのかを知るためのものです。収入証明書には所得証明書・課税証明書・源泉徴収票などがあります。
リースバック契約に必要なもの
リースバック契約には、どんなものが必要になるのでしょうか?一般的に、リースバックには2種類の契約があります。不動産売買契約と賃貸借契約です。こちらでは、リースバックの不動産売買契約、リースバックの賃貸借契約、リースバックの不動産売買契約の時に必要なもの、についてそれぞれご紹介します。
リースバックの不動産売買契約とは?
リースバックの不動産売買契約とは、持ち主が不動産を不動産会社に売る契約のことです。リースバックの不動産売買契約の時に必要になるのは、実印・印鑑証明書・土地権利証の3つです。
リースバックの賃貸借契約とは?
リースバックの賃貸借契約とは、不動産会社が取得した不動産をもとの持ち主相手に賃貸契約を結ぶことです。次の章では、リースバックの不動産売買契約のときに必要なものについてご紹介します。
①実印(じついん)
実印とは、住民登録をしている所轄の市区町村役場に登録した印鑑のことです。実印は、不動産売買・住宅ローン契約・遺産相続・保険の加入などのときに必要になります。実印に対して、登録していない印鑑のことを認印(みとめいん)といいます。
②印鑑証明書
印鑑証明書とは、住民登録をしている所轄の市区町村役場に登録された印鑑を公的に証明するための書類のことです。正式には、印鑑登録証明書といいます。印鑑証明書には、登録印の印影・登録者の氏名・生年月日・性別・住所・発行年月日・市町村長の氏名などが記載されます。また「この印影は、印鑑登録原票に登録されている印影の写しであることを証明する」という文言が付きます。
③土地権利証
土地権利書とは、本人が土地の持ち主であることを証明するための書類のことです。土地権利書は、土地を売却する時に、売却する本人が用意する必要があります。土地権利書の正式名称は、登記済権利証といいます。
リースバックの手続きを行う手順
リースバックの手続きは、どんな手順で行えばよいのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
①ご相談
ご相談では、不動産の持ち主がリースバック運営会社に相談をします。
②仮査定
仮査定とは、持ち主が売却予定の不動産を、リースバック運営会社に仮の査定をしてもらうことです。
③不動産の売却価格・契約後の家賃の提示
仮査定が完了すると、リースバック運営会社が不動産の売却価格・リースバック契約後の家賃をそれぞれ算出してくれます。ただし、この段階では仮査定なので、正式ではありません。
④不動産の現地調査
現在の持ち主が不動産の売却価格・契約後の家賃に納得してくれたら、不動産の現地調査に入ります。現地調査を行い、不動産に関する正確なデータを取得します。
⑤本査定
現地調査のデータをもとに、本査定を行います。ここで正式な不動産の売却価格・契約後の家賃が確定します。
⑥契約内容の通知
不動産の持ち主に、不動産の売却価格・契約後の家賃を通知します。
⑦契約
不動産の持ち主・リースバック運営会社の双方が、契約内容に合意したら契約を結びます。
⑧不動産の売買・賃貸開始
契約が成立したら、不動産の売買・賃貸を開始します。
まとめ
今回は、リースバック契約に必要なものについてご紹介しました。リースバックは、持ち家があって、今すぐにまとまったお金が必要な人に向く仕組みです。賃貸契約にすることで、税金やメンテナンスにかかる支出が不要になります。よって住宅にかかる経費の管理がラクになります。リースバックに興味がある方は、リースバック運営会社にお問い合わせすることをおすすめします。本記事が、リースバック契約に必要なものについて知りたい方に届けば幸いです。